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Mastra

エージェントとワークフローのための TypeScript フレームワークです。メモリ、RAG、評価、トレーシング、テスト用のローカルの Studio を備えます。

レビュー: Sheela · 更新

GitHubで見る オープンソース

当サイトの評価

4.4/5

TypeScript で最も充実したエージェントツールキットですが、リリースのペースが速く、バージョンを固定して変更履歴を読むチームほど恩恵を受けます。

Mastraとは?

Mastra は Gatsby の開発チームによる TypeScript 向けのエージェントフレームワークです。エージェント、リトライと分岐を備えた型付きワークフロー、メモリ、検索、評価、トレーシングを1つのパッケージで扱います。

Mastra Studio は、エージェントのテスト、ツール呼び出しの観察、モデル設定の変更を行うローカルの Web UI です。ワークフローは人の入力を待って一時停止し、後で再開できます。MCP への対応が組み込まれています。

コアは2025年7月に Elastic License から Apache 2.0 に移りました。RBAC や SSO など ee/ フォルダー内のエンタープライズ機能は、別の商用ライセンスのもとにあります。

Mastraの料金は?

プラン価格内容
CoreFreeApache 2.0
Starter$0ホスト型プラットフォーム
Teams$250/monthホスト型プラットフォーム
EnterpriseCustom

コアは Apache 2.0 のもとで無料です。ee/ フォルダー内のコードを本番で使うには Mastra Enterprise のライセンスが必要です。Mastra のホスト型プラットフォームは Starter $0、Teams 月 $250、Enterprise は個別見積もりです。セルフホストの Enterprise は年額の定額料金です。

Mastraは使う価値があるか?

Mastra はエージェント、型付きワークフロー、メモリ、検索、評価、トレーシングを1つの TypeScript パッケージにまとめており、Node や Next.js のチームにとってはこの統合こそが選ぶ理由です。リトライ、分岐、人の入力を待つ一時停止を備えたワークフローエンジンは、Python で LangGraph が埋めている穴を埋めます。Studio はツール呼び出しとトレースをログではなくローカルで表示します。

ペースは強みであり、危うさでもあります。@mastra/core は9月30日の 1.72.0 から2026年10月21日の 1.79.0 まで進み、3週間でマイナーリリースが7回ありました。MakerStack や DEV Community のレビュアーは、破壊的変更は珍しくなく、サードパーティのチュートリアルは API に追いついていないと報告しています。未解決の issue は約600件です。

知っておくべき既定の動作が2つあります。Studio は MASTRA_TELEMETRY_DISABLED を設定しない限り PostHog のアナリティクスを読み込みます。また2026年10月の重大度の高い勧告で、1.75.0 までの @mastra/server では、認証なしの1つのクエリ文字列が Node プロセス全体を汚染し、ユーザー間でデータが漏れることが示されました。1.76.0 で修正されているので、HTTP で Mastra を提供している場合は最新のリリースにすべきです。

ライセンスはオープンコアです。フレームワークは Apache 2.0 ですが、ee/ フォルダー内の認証、エージェントビルダー、エディター機能はソース公開で、本番では有料ライセンスが必要です。Mastra のホスト型プラットフォームは Teams が月 $250 で、オブザーバビリティイベント100万(1M)件と250 CPU 時間を含み、モデルのトークン料金に5.5%を上乗せします。量が多いと、このマージンはプラットフォーム料金より重くなります。

真価を発揮する場面

  • エンジニア4人の Next.js の SaaS チーム

    ヘルプセンターを読んでチケットを起票するサポートエージェントを追加する

    エージェントとツールを TypeScript で定義し、ヘルプセンターには Mastra の RAG を使い、チケット作成の前に人の承認ステップを置いたワークフローを組みます。フレームワークは無料です。マイナーリリースが毎週出るので @mastra/core は固定してください。

  • フィンテック企業のプラットフォームエンジニア

    障害に耐え、レビュアーを待つ必要がある複数ステップの文書ワークフローを動かす

    リトライ、分岐、一時停止と再開を備えた型付きワークフローを使い、状態はインメモリの既定ではなく Postgres に保存します。周辺の SSO と RBAC は Enterprise ライセンスの対象で、年額の定額料金です。

  • ホスト型のエージェントバックエンドの予算を組むエンジニアリングマネージャー

    Mastra のプラットフォームとセルフホストのどちらにするか決める

    Teams は月 $250 でオブザーバビリティイベント100万(1M)件、250 CPU 時間、100 GB の送信データを含み、超過分はイベント10万(100K)件ごとに $8、CPU 1時間あたり $0.25 です。常時稼働のサーバーはプロジェクトあたり $100 です。トークンは市場価格に5.5%を加えて課金されるので、モデルへの支出が大きい場合は、オープンソースのコアをセルフホストする方が通常は安くなります。

導入前に確認すること

導入
npm create mastra@latest でプロジェクトを生成し、ローカルで Studio を開きます。@mastra/core は Node 22.13 以降を要求し、Node 22.18 以降なら TypeScript のファイルを直接実行できます。最初のエージェントは数分で動きますが、ドキュメントに所要時間の目安はありません。
連携
モデルプロバイダー、MCP のクライアントとサーバー、フロントエンド向けの Vercel AI SDK UI と CopilotKit、メモリ向けの Postgres、LibSQL、ベクトルストア、PostHog などのトレースエクスポーター。
データとプライバシー
セルフホストではデータは自分のストアに残りますが、Studio は既定で PostHog の利用状況アナリティクスを送ります(MASTRA_TELEMETRY_DISABLED=1 を設定)。ホスト型プラットフォームの保持期間は Starter が15日、Teams が6か月で、Teams は SOC 2 の文書と SSO を提供します。GHSA-8982-g8xm-3x5h に対応するため @mastra/server は 1.76.0 以降に更新してください。
大規模利用時のコスト
オープンソースのコアは無料で、モデルプロバイダーとホスティングに支払います。ホスト型の Teams は月 $250 に超過料金と5.5%のトークン上乗せが加わります。RBAC、監査ログ、SLA は Enterprise で、料金は要問い合わせです。
制限
未解決の issue は約600件、破壊的変更が頻繁で、インメモリのストアは本番に向かず、ee/ の機能を本番で使うにはライセンスが必要です。Python のチーム向けの同等品はなく、そちらは LangGraph や Pydantic AI が担います。

良い点

  • エージェント、ワークフロー、メモリ、RAG、評価、トレーシングが1つの型付きパッケージに
  • ツール呼び出しとトレースを見るローカルの Studio
  • ワークフローは人の入力を待って一時停止し、再開できる
  • MCP のクライアントとサーバーへの対応が組み込み

気になる点

  • 3週間でコアのマイナーリリースが7回、破壊的変更の報告あり
  • 無効にしない限り Studio は PostHog のアナリティクスを送る
  • ee/ の RBAC、SSO、認証機能には商用ライセンスが必要
  • ホスト型プラットフォームはモデルのトークンに5.5%を上乗せ

おすすめの人

エージェントや AI のワークフローを作る TypeScript と Next.js のチーム。

Mastraの代替

Mastra:よくある質問

Mastraは使う価値があるか?
TypeScript で最も充実したエージェントツールキットですが、リリースのペースが速く、バージョンを固定して変更履歴を読むチームほど恩恵を受けます。 評価は5点満点中4.4点です。
Mastraの料金は?
コアは Apache 2.0 のもとで無料です。ee/ フォルダー内のコードを本番で使うには Mastra Enterprise のライセンスが必要です。Mastra のホスト型プラットフォームは Starter $0、Teams 月 $250、Enterprise は個別見積もりです。セルフホストの Enterprise は年額の定額料金です。
Mastraの欠点は?
3週間でコアのマイナーリリースが7回、破壊的変更の報告あり; 無効にしない限り Studio は PostHog のアナリティクスを送る; ee/ の RBAC、SSO、認証機能には商用ライセンスが必要; ホスト型プラットフォームはモデルのトークンに5.5%を上乗せ.
Mastraは誰に向いているか?
エージェントや AI のワークフローを作る TypeScript と Next.js のチーム。
チームや本番環境でMastraを使うと費用はいくらか?
オープンソースのコアは無料で、モデルプロバイダーとホスティングに支払います。ホスト型の Teams は月 $250 に超過料金と5.5%のトークン上乗せが加わります。RBAC、監査ログ、SLA は Enterprise で、料金は要問い合わせです。
Mastraは企業データを扱っても安全か?
セルフホストではデータは自分のストアに残りますが、Studio は既定で PostHog の利用状況アナリティクスを送ります(MASTRA_TELEMETRY_DISABLED=1 を設定)。ホスト型プラットフォームの保持期間は Starter が15日、Teams が6か月で、Teams は SOC 2 の文書と SSO を提供します。GHSA-8982-g8xm-3x5h に対応するため @mastra/server は 1.76.0 以降に更新してください。
Mastraの代わりになるものは?
当サイトでレビューした中で最も近い代替はLangGraph, OpenAI Agents SDK 、 Google Agent Development Kit (ADK)です。

回答確認日:2026年10月26日