Composioとは?
Composioは、Gmail、Slack、GitHub、Linear、HubSpotなど1,000を超えるアプリのツールをAIエージェントに与え、あなたのユーザー一人ひとりのOAuthサインインとトークンの保管を引き受けます。使い方は3つあります。ユーザーごとにセッションを作るPythonとTypeScriptのSDK、コーディングエージェント向けのCLI、ホスト型MCPサーバーです。Composio Connect(https://connect.composio.dev/mcp)はMCPクライアント向けの共有エンドポイントで、公式のMCP Registryに掲載されています。SDKの各セッションも独自のMCP URLを公開できます。
何百ものツール定義を読み込む代わりに、セッションはエージェントに7つのメタツールを与えます。適切なツールを検索し、まだ接続されていないアプリについてはOAuthのフローを開始し、呼び出しを実行します。セッションには、ファイルや大きなレスポンスをモデルのコンテキストの外で処理するためのサンドボックス、Workbenchも含まれます。
SDKのモノレポComposioHQ/composioはMITライセンスでGitHubのスターは約30,800ですが、実行基盤、認証情報の保管庫、ツールキットはホスト型サービスで、ComposioのAPIキーが必要です。セルフホスト版はありません。
Composioのインストール方法
https://connect.composio.dev/mcpComposioは使う価値があるか?
Composioの本当の製品は、ツールではなく、エンドユーザー単位で管理される認証です。各セッションはあなたのアプリのユーザーIDに結びつけられるため、エージェントがそのユーザーのGmailやJiraを必要とするときはそのユーザーのトークンを得ます。あるアプリを初めて必要としたときには、Composioは失敗する代わりにサインイン用のリンクを返します。連携を自分たちで組むチームが過小評価しがちなのがこの部分で、ComposioがZapier MCPよりもPipedream Connectと競合するのはそのためです。
メタツールの設計は、コンテキストの予算に対して正しい判断です。すべてのアプリのすべての操作でモデルをあふれさせるのではなく、エージェントが検索してから必要なものを読み込みます。プロバイダーパッケージが、OpenAI Agents SDK、Claude Agent SDK、Vercel AI SDK、LangChain、LangGraph、LlamaIndex、Mastra、CrewAIなどに合わせてツールを変換し、ドキュメントでは同じセッションがMCPでも動くことが示されています。
2026年8月15日に改定された料金は、下の層では気前がよいものです。Hobbyには月100,000回のツール呼び出しと50,000回のトリガーイベントが含まれ、上限に達すると単に止まります。Proは月$29で、これは繰り越しのできない$29分の利用クレジットです。呼び出しは1回$0.0003、トリガーは$0.003です。Composio自身の共有OAuthアプリを使う呼び出しは、月20,000回を超えると$0.0005と高くなり、自分のOAuthクライアントを登録するよう促す仕組みになっています。APIの制限は組織あたり1分間にHobbyで2,000リクエスト、Proで10,000です。
データの扱いは、公開前に決めておくべきです。初期状態では、Composioはすべてのツール呼び出しの引数とレスポンスを最長1年間保存します。Zero Data Retentionはログからペイロードを取り除きますが、Proでは1回あたり$0.0001の有料アドオンで、ドキュメントによると一部の機能しか対象になりません。ComposioはSOC 2 Type IIを取得しており、ペイロードで学習はしないとしていますが、匿名化した実 行メタデータで学習することはあります。管理された認証では、Google Adsの開発者トークンのようなプロバイダーのクォータが、自分のアプリを用意するまで、Composioのプロバイダー認証情報を使うすべての接続で共有されることがあります。
SDKがMITであることは、スターの数が示唆するほど重要ではありません。すべてがComposioのクラウドを通るため、オープンソースの部分が守ってくれるのはコードのロックインであって、認証情報のロックインではありません。そう考えれば妥当な取引で、無料枠はホスト型の部分が対価に見合うかを確かめるのに十分な大きさです。
真価を発揮する場面
AIエグゼクティブアシスタントを提供するエンジニア4人のスタートアップ
OAuthのフローを作らずに、各顧客がGmail、Google Calendar、Slackを接続できるようにする
顧客IDごとにセッションを作り、session.tools()をエージェントに渡します。未接続のアプリはサインイン用のリンクを返します。Proで月300,000回の呼び出しなら合計約$60です。最初の100,000回は無料で、残りは1回$0.0003、$29の料金はその利用分に充当されます。
十数の業務アプリにまたがってClaude Codeを使う開発者
ターミナルからLinearにissueを登録し、GitHubとNotionを 読む
CLIをインストールするか、クライアントにhttps://connect.composio.dev/mcpを追加し、ブラウザで各アプリを一度承認します。個人の利用量なら、Hobbyの無料の100,000回に十分収まります。
医療系SaaSベンダーのコンプライアンス責任者
患者に関わりうるメールを扱うエージェント機能を承認する
Proでは1回$0.0003のBAAアドオンと$0.0001のZDRを予算に入れるか、両方が含まれるEnterpriseを選びます。契約前に、ZDRの対象外の機能を確認してください。
導入前に確認すること
- 導入
- pip install composioまたはnpm install @composio/coreとプロバイダーパッケージ、COMPOSIO_API_KEYを用意し、composio.create(user_id)とsession.tools()を呼び出します。MCPクライアントに必要なのはConnectのURLとブラウザでのサインインだけです。
- 連携
- READMEでは1,000以上のツールキット(ドキュメントの索引では現在1,600以上)、Webhookによるトリガー、生のAPI呼び出し用のProxy Execute、OpenAI、Anthropic、Claude Agent SDK、Vercel AI SDK、Google ADK、LangChain、LlamaIndex、Mastra、CrewAI、AutoGen向けのアダプターがあります。
- データとプライバシー
- 認証情報はAES-256-GCMで暗号化され、APIのレスポンスでは伏せられます。ツール呼び出しの引数とレスポンスは初期状態で最長1年間ログに残ります。ペイロードは学習に使われませんが、匿名化したメタデータは使われることがあります。SOC 2 Type IIです。
- 大規模利用時のコスト
- Proで月100万回のツール呼び出しなら約$270です。最初の100,000回が無料で、$29の料金はクレジットとして数えられるためです。この量ではZDRで$100、BAAで$300が加わります。共有OAuthアプリは20,000回を超えると1回$0.0005です。
- 制限
- 1分間のリクエストはHobbyで2,000、Proで10,000で、すべてのエンドポイントで共有されます。Hobbyはクォータに達すると止まります。プロバイダーのクォータは引き続き適用され、管理された認証のもとでは共有されます。
良い点
- 1,000以上のアプリでユーザーごとのOAuthとトークン更新
- メタツールでツール定義をコンテキストウィンドウの外に置ける
- 月100,000回のツール呼び出しが無料、Proの呼び出しは$0.0003
- 十数のエージェントフレームワーク向けSDKアダプターとMCP
気になる点
- ZDRに料金を払わない限り、ツールのペイロードが最長1年間保存される
- セルフホスト版がなく、認証情報はComposioのクラウドにある
- 共有OAuthアプリはプロバイダーのクォータを共有し、20,000回を超えると割高になる
- SSO、SCIM、BAAはEnterpriseか有料アドオン
おすすめの人
顧客自身のSaaSアカウントで動くエージェントを作り、OAuthの保管庫を自分で運用したくないチームです。
Composioの代替
Composio:よくある質問
- Composioは使う価値があるか?
- どのエージェント製品も結局作り直すことになるユーザーごとのOAuthの仕組みを、1回あたり1セント未満で売っています。ただし初期状態では、ツールのペイロードが1年間保存されます。 評価は5点満点中4.3点です。
- Composioの料金は?
- Hobbyは無料で、月100,000回のツール呼び出しと50,000回のトリガーが含まれます。Proは月$29で$29分の利用クレジットを含み、それを超えるとツール呼び出し1回あたり$0.0003です。Enterpriseは個別見積もりです。2026年8月15日以降の登録に適用されます。
- Composioの欠点は?
- ZDRに料金を払わない限り、ツールのペイロードが最長1年間保存される; セルフホスト版がなく、認証情報はComposioのクラウドにある; 共有OAuthアプリはプロバイダーのクォータを共有し、20,000回を超えると割高になる; SSO、SCIM、BAAはEnterpriseか有料アドオン.
- Composioは誰に向いているか?
- 顧客自身のSaaSアカウントで動くエージェントを作り、OAuthの保管庫を自分で運用したくないチームです。
- チームや本番環境でComposioを使うと費用はいくらか?
- Proで月100万回のツール呼び出しなら約$270です。最初の100,000回が無料で、$29の料金はクレジットとして数えられるためです。この量ではZDRで$100、BAAで$300が加わります。共有OAuthアプリは20,000回を超えると1回$0.0005です。
- Composioは企業データを扱っても安全か?
- 認証情報はAES-256-GCMで暗号化され、APIのレスポンスでは伏せられます。ツール呼び出しの引数とレスポンスは初期状態で最長1年間ログに残ります。ペイロードは学習に使われませんが、匿名化したメタデータは使われることがあります。SOC 2 Type IIです。
- Composioの代わりになるものは?
- 当サイトでレビューした中で最も近い代替はPipedream MCP and Connect 、 Zapier MCPです。
回答確認日:2026年10月26日
