Pitchとは?
Pitchは、ベルリンのPitch Software GmbHが開発する、チームで一緒に資料を作るためのプレゼンテーションソフトです。すっきりしたデザイン、共有のテンプレートとブランド素材、リアルタイムの共同編集、そして誰が何を見たかがわかるトラッキング付きリンクでの資料の共有に重点 を置いています。Pitchによると400万を超えるチームが利用しており、サイトに掲載されている顧客にはPerplexity、Pentagram、Feedlyが含まれます。
AI機能には、プロンプトからプレゼンテーションの下書きを作るPitch Agentと、書き直しや画像の作業に使うAIクレジットがあります。Pitch MCPサーバーを使うと、Claude、ChatGPTなどのアシスタントが、全プランでOAuthを通じて資料を探し、下書きし、共有できます。BusinessとEnterpriseで使えるHTTP APIでは、Zapier、Make、HubSpotのワークフロー、自社のコードから、変数付きのテンプレートで資料を作成できます。
無料プランでは1〜5人でプレゼンテーションを無制限に作れ、1回限りのAIクレジットが100付きます。有料プランは年払いのユーロ建てで席単位の料金になっており、年払いで17%節約できます。Plus(1席)、Team(最大25席)、Business(最大200席)があります。データはアイルランドのAWSに保存されます。
Pitchの料金は?
| プラン | 価格 | 内容 |
|---|---|---|
| Free | Free | 1〜5席、1回限りのAIクレジット100 |
| Plus | €10 per seat/month | 年払い |
| Team | €15 per seat/month | 年払い |
| Business | €20 per seat/month | 年払い |
| Enterprise | Custom |
Free(1〜5席、1回限りのAIクレジット100)、年払いでPlusは1席月€10、Teamは€15、Businessは€20です。月払いの料金は表示されていません。Enterpriseは個別見積もりです。
Pitchは使う価値があるか?
営業や資金調達の資料は、小さなところでつまずきます。ブランドに沿っていないスライド、同僚がそれぞれ別のコピーを編集していること、クライアントが開いたかどうかもわからないことです。
Pitchはそうした部分をうまく処理します。テンプレート、ブランドの管理、リアルタイムの共同編集、トラッキング付きの共有リンクこそが、営業や資金調達のチームが導入する理由です。Pitch AgentのAIによる下書きはその上のおまけで、AIに資料を書かせたいならGammaのほうが先まで進めます。
AIの予算は小さく、共有です。PlusとTeamにはワークスペース全体で月500クレジット、Businessには750クレジットが含まれ、追加クレジットは1つ$0.004です。操作ごとの料金は公開されていないため、30人の営業チームは、750クレジットで何本の資料の下書きが作れるかを料金ページから判断できません。比較表はところどころプランのカードと矛盾しており、PlusでのPowerPointのエクスポートが最も わかりやすい例です。購入前に、どのプランで何が使えるかを書面で確認してください。
より興味深いのは自動化の部分です。AIアシスタントがPitchのアカウント内で作業できるMCPサーバーは全プランで使え、Pitchの既存の権限に従うため、アシスタントはチームスペースのアクセス制限を回避することなく、通話メモからブランドに沿ったフォローアップの資料を下書きできます。RevOpsのチームがHubSpotからアカウントごとの資料を生成するのに必要なAPIキーと変数付きのテンプレートは、BusinessとEnterpriseにしかありません。
注意点:セキュリティは十分ではあっても、強固とは言えません。データはアイルランドのAWSのeu-west-1にあり、欧州の購入者には好都合で、PitchはGDPRとCCPAへの準拠を表明しています。しかし、同社のセキュリティページが挙げているのはSOC 2 Type Iのレポートで、これはある時点での設計を確認したものにすぎず、多くの調達チームが求めるType IIのレポートではありません。SAML SSOとSCIMはEnterprise専用です。Pitchのデータ処理契約は、プロンプトと資料の内容を扱うAIの提供元としてOpenAI、Anthropic、falを挙げ、匿名化または集約したデータを機械学習に使うPitchの権利を留保しています。資料が学習に使われないと明確に約束しているページはありません。
結論:Google Slidesと比べると、Pitchはデザインとリンクの分析で勝ります。Canvaと比べるとテンプレートや連携は少ないものの、資料作りの流れはすっきりしています。組織が.pptxファイルで回っているなら、継ぎ目を感じることになるでしょう。PowerPointへのエクスポートは今もネイティブの形式ではなく、変換の手順だからです 。
真価を発揮する場面
HubSpotから提案書を送る30人のB2B営業チーム
ブランドに沿った提案資料を送り、どの見込み客が実際に開いたかを確認する
年払いで1席€20のBusiness(月€600)では、無制限のトラッキングリンクとAPIが加わるため、HubSpotのワークフローで商談のフィールドをテンプレートに入れられます。共有の750 AIクレジットでは、30人で下書きを多用するには足りません。
共同創業者2人と資金調達を進めるシード期の創業者
投資家向けの資料を1つ一緒に作り、誰が転送したかを把握する
無料プランで3人をまかなえますが、トラッキングリンクとエンゲージメント分析は有料プランからです。1席€15のTeamでは、それに加えて30日間のバージョン履歴が付きます。
Claudeを社内の資料テンプレートに接続するRevOpsエンジニア
Gongの通話メモから、通話後数分でフォローアップの資料を作る
PitchをカスタムのMCPコネクターとして追加し、OAuthでサインインします。アシスタントに見えるのは、そのユー ザーがすでに開けるチームスペースだけです。PitchのAIで下書きすると共有のクレジットを消費し、管理者はキーや接続済みのアプリを取り消せます。
導入前に確認すること
- 導入
- 無料で登録し、同僚を4人まで招待してテンプレートを選びます。ブランドのフォントやカスタム素材には有料プランが必要です。
- 連携
- 全プランでClaude、ChatGPTなどのアシスタント向けのPitch MCPが使えます。BusinessとEnterpriseでは、Zapier、Make、HubSpot、カスタムのコード向けのHTTP APIが使えます。PowerPointへのエクスポートもあります。
- データとプライバシー
- DPAで挙げられているAIの提供元はOpenAI、Anthropic、falです。DPAはPitchが匿名化または集約した顧客データを機械学習に使うことを認めており、学習に使わないという明確な約束はありません。
- 大規模利用時のコスト
- Businessの30席のチームは年払いで月€600を払い、AIクレジット750を共有します。追加クレジットは1つ$0.004です。月払いの料金は表示されていません。
- 制限
- 無料プランは5席、1回限りのクレジット100です。Plusは1席、Teamは25席、Businessは200席が上限です。バージョン履歴はTeamで30日、Businessで無制限です。
良い点
- 優れたテンプレートとブランド管理を備えた、すっきりしたエディター
- 有料プランでは、エンゲージメント分析付きのトラッキングリンクが使えます
- 全プランでMCPサーバーが使え、ユーザーのPitchの権限の範囲に限定されます
- データはアイルランドのAWSでホストされます
- 無料プランで最大5人まで使えます
気になる点
- AIによる下書きはGammaに及ばず、月500〜750クレジットをワークスペース全体で共有します
- セキュリティページが挙げているのはType IIではなくSOC 2 Type Iです
- APIキーとテンプレートの変数はBusinessとEnterprise専用です
- SAML SSOとSCIMはEnterprise専用です
- 資料が学習に使われないという明確な約束がありません
おすすめの人
資料を一緒に作って共有し、エンゲージメントを追跡したいスタートアップや営業・マーケティングのチームに向いています。
Pitchの代替
Pitch:よくある質問
- Pitchは使う価値があるか?
- Pitchは見た目のよい資料エディターで、データは欧州に置かれます。ただしAIは手薄で、セキュリティの書類はSOC 2 Type Iにとどまっています。 評価は5点満点中3.9点です。
- Pitchの料金は?
- Free(1〜5席、1回限りのAIクレジット100)、年払いでPlusは1席月€10、Teamは€15、Businessは€20です。月払いの料金は表示されていません。Enterpriseは個別見積もりです。
- Pitchの欠点は?
- AIによる下書きはGammaに及ばず、月500〜750クレジットをワークスペース全体で共有します; セキュリティページが挙げているのはType IIではなくSOC 2 Type Iです; APIキーとテンプレートの変数はBusinessとEnterprise専用です; SAML SSOとSCIMはEnterprise専用です; 資料が学習に使われないという明確な約束がありません.
- Pitchは誰に向いているか?
- 資料を一緒に作って共有し、エンゲージメントを追跡したいスタートアップや営業・マーケティングのチームに向いています。
- チームや本番環境でPitchを使うと費用はいくらか?
- Businessの30席のチームは年払いで月€600を払い、AIクレジット750を共有します。追加クレジットは1つ$0.004です。月払いの料金は表示されていません。
- Pitchは企業データを扱っても安全か?
- DPAで挙げられているAIの提供元はOpenAI、Anthropic、falです。DPAはPitchが匿名化または集約した顧客データを機械学習に使うことを認めており、学習に使わないという明確な約束はありません。
- Pitchの代わりになるものは?
- 当サイトでレビューした中で最も近い代替はGamma, Beautiful.ai 、 Canvaです。
回答確認日:2026年10月26日
